長崎くんち2019の龍踊り(じゃおどり)はどの踊り町?4つの町の龍の違いを紹介!

長崎の行事
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令和元年の長崎くんちがもうすぐはじまります。

2019年令和元年の長崎くんちには、人気の龍踊り(じゃおどり)が登場します。

「龍」とかいて、「じゃ」と読みますよ。

ところで、7年に1度の出し物「龍踊り」ですが、7年の間に何度も見るよ、と感じる方も多いと思います。

実は龍踊りは4つの町が出し物として持っているんです。

  • 2019年の龍踊りはどこの踊り町?
  • 龍踊りとはどんなもの?
  • 龍踊りをもっている4つの町ってどこ?
  • 4つの龍踊りの特徴やそれぞれどんなふうに違うの?

今回はこれらについてご紹介します。

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長崎くんち2019の龍踊りはどこの踊り町?

 

2019年の龍踊りの踊り町は籠町(かごまち)という所です。

ところで、「じゃおどり」と言いますが、漢字では龍(たつ)の字を使って龍踊り(じゃおどり)と読みます。

どうして?と思う人も多いのではないでしょうか。

昔は「蛇踊り」と書いていたそうです。

でも、じゃおどりと呼ばず、「へびおどり」と読む人が多かったため、漢字を「龍」に変えたということです。

でも、これだと「たつおどり」と読む人が多そうな気もするのですが・・・・

ま、そんな理由で「龍踊り=じゃおどり」と読みます。

 

籠町の歴史

籠町は中華街のすぐそばにあります。

冬の風物詩、ランタンフェスティバルの会場になる湊公園(みなとこうえん)から道路を渡ると籠町です。

この町は、竹籠を作る職人さんが多い町だったので「籠町(かごまち)」と名付けられました。

籠町には、本籠町(ほんかごまち)と今籠町(いまかごまち)という町名があります。

龍踊りは本籠町、今籠町は本踊りを奉納する踊り町になっています。

名前は似ていますが、お互いの場所は離れたところにあります。

 

籠町と龍踊りの関係

今から約三百年前、本籠町の隣町にある、館内(かんない)というところに、中国の人達が住んでいる、唐人屋敷(とうじんやしき)がありました。

龍踊りは、唐人屋敷の中で、毎年旧暦の正月1月15日に踊られていました。

籠町の人達は、唐人屋敷内の中国の人達と親しく交友していて、そこで中国の龍踊りを教えてもらい、それを長崎くんちの奉納踊(ほうのうおどり)として踊るようになりました。

籠町は、日本の龍踊りの元祖の町です。

その後、龍踊りは他の3つの町でも踊られ、長崎くんちの奉納踊の出し物となりました。

 

龍踊りとはどんなもの?

龍踊りは、中国から伝わったものです。

数千年前の中国では、五穀豊じょうを願う雨乞いの儀式に龍踊りが行われていました。

龍踊りは、金の玉を龍が追い求めて回る様子を描いています。

金の玉は、太陽や月を表しています。

この玉を龍が飲み込むことによって、太陽が消え、空が暗転して雨が降るというものです。

日照りに苦しむ農民が、雨を祈る儀式として、龍踊りは始まりました。

その後、この踊りは、中国内でお祝いやお祭りに使われるようになりました。

 

龍の外観

 

龍の顔をじっくり見ると、とっても勇ましいというか、怖いというか、すごい顔ですよね。

龍は麒麟(きりん)がモチーフになっています。

  • 眼はオオカミの眼
  • 獅子のたてがみ
  • 馬の耳
  • 鹿の角
  • 鷲(ワシ)の足

麒麟はこれらを併せ持った想像上の霊獣です。

 

kirin

 

 

龍踊りの演技内容

龍踊りの演技は、太陽である金の玉を、龍が追いかけて飲み込むというものです。

玉は飲み込まれないように逃げ回ります。

王追い
龍は体を上下左右に振り、くねらせながら玉を追いかけます。
玉は龍の胴体をくぐって逃げ回るので、龍も自分の胴体をくぐりぬけようとします。

ずぐら(玉探し)
龍はとぐろを巻いて、玉を探します。頭を振って左右を見回したり、上に、下にとなって玉を探し回ります。
玉を見つけると、胴をくぐって玉追いを始めます。

龍は激しく玉を追いかけ回してたかと思うと、玉を見失い、息をひそめるように静かに探し回ります。

見つけるとまた激しく追いかけ回す。

龍踊りだけではなく、長崎くんちの奉納踊は、それぞれ物語になっています。

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龍踊りの他の3つの踊り町と違いは?

龍踊りの元祖は籠町ですが、この他に3つの町が、龍踊りを持っています。

  • 諏訪町(すわまち)  令和3年出場
  • 筑後町(ちくごまち) 令和4年出場
  • 五島町(ごとうまち) 令和2年出場

籠町の龍踊りと合わせて、全部で4つの踊り町の龍踊りがあります。

今年を含めて4年間、続けて龍踊りをみることが出来ますね。

それぞれの町で、龍の特徴も違ってきます。

龍の顔も、それぞれの町で違っていますね。

 

諏訪町の龍踊り

諏訪町は、長崎の総氏神様である諏訪神社が最初に建てられた場所です。

現在ある場所とは違います。

諏訪町の龍踊りは、諏訪神社のおつかいとされる「白龍」がメインです。

諏訪町の龍踊りの特徴

諏訪町の龍は、現在5体います。

白龍の後に青龍が登場しました。

青白2体の大龍のあとには、その子供の青白2体の子龍。

そして、孫龍が生まれ、諏訪町の龍は5体の龍を所有しています。

大小5体の龍が、入れ替わり立ちかわり登場する諏訪町の龍踊りは、大迫力です。

次の登場は2年後、令和3年です。

 

筑後町の龍踊り

 

筑後町(ちくごまち)は、長崎駅周辺の町です。

福岡の筑後からの移住者が多かったので筑後町と言う名前になったということです。

筑後町は、龍踊りの本家本元、籠町からその技を伝授されました。

本家からの教えをしっかり代々に伝え、現在に続いています。

 

筑後町の龍踊りの特徴

筑後町の龍は、白1体、青2体、あわせて3体います。

3体の龍が一緒に踊りまわる「巴踊り」が筑後町の見どころです。

 

五島町の龍踊り

五島町は五嶋町とも書きます。

この町も、長崎駅の近くにある町で、筑後町と近くです。

五島町が龍踊りを始めたのは平成12年からで、まだ歴史的には浅いですね。

でも、踊り町としての参加は古い時代から傘鉾(かさぼこ)で参加していました。

おくんちの踊り町は、町民が一体になって奉納踊りを成功させるものです。

五嶋町は、龍踊りをたくさんの町民に参加してもらいたという願いではじめたそうです。

 

五嶋町の龍踊りの特徴

五嶋町の龍は白と青の2体です。

五嶋町の龍の動きは、高く、速く動き回ります。

令和2年、来年は五嶋町の龍踊りが登場します。

まとめ

今回は、長崎くんち2019の龍踊り(じゃおどり)はどの踊り町なのか?

そして、4つの町の龍の違いを紹介しました。

7年に一度しかみることができない奉納踊の出し物ですが、4つの町が、龍踊りをもっていることで、他の出し物よりも頻繁に見ることができます。

龍踊りは、コッコデショと並んで、長崎を代表する出し物です。

おくんちを見物に来る県外の人にも、たくさん見てもらえますね。

また、龍踊りは長崎くんち以外に、ランタンフェスティバルでも活躍します。

2019年、令和元年の長崎くんちの龍踊りは、本家の籠町です。

ぜひ、楽しみに見にきてくださいね。

 

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